呼吸が苦しい犬猫の在宅ケアと往診診療

こんにちは、神奈川県横浜市の犬猫の往診専門動物病院・金乃時アニマルクリニックです。
最近咳をする事が多くなったり、少しの運動で疲れやすくなったりすることはありませんか？
高齢の犬猫に多い疾患の一つとして、心臓疾患や肺疾患があります。
心臓の弁膜症や心筋症の悪化、それらに伴う肺機能の低下、あるいは肺腫瘍や寝たきりの子に多い誤嚥性肺炎など、老齢の犬猫には何かしら循環器・呼吸器に問題を抱えている子は少なくありません。
このような疾患や重度の貧血などで呼吸が苦しい犬猫にとっては、酸素室内での治療が必要な場合があります。
積極的な治療を希望せず在宅で暮らしたいということで往診、訪問診療を希望される方の中で、通常の酸素濃度では呼吸苦が強い場合、ご自宅に酸素室の設置をお勧めしております。
酸素室のサイズにもよりますが、小さいものだと月に1.5〜2万円程度で業者からレンタルする事ができ、設置や操作方法も非常に簡単です。
呼吸が楽にできる事がなにより負担の軽減になると思いますので、自宅でゆっくり診療を受ける事も可能です。また、呼吸状態の悪い動物にとっては移動が大きなストレスや急変のリスクになりえますので、往診、訪問診療を上手にご活用いただければと思います。


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